エンジニア

2022.06.14

読みやすいブログを書いていますか?

読みやすいブログを書いていますか?

こんにちは、先日、約20年ぶりにプリクラを撮った有賀です。

久しぶりのプリクラは撮ったあとに、自分の顔を加工してもらえるんですが
今のプリクラ(顔加工)にハマる人がいる理由もなんとなくわかった気がしました。

というのは、自分じゃない気がする顔加工ですが、自分の顔の面影もあるので
数分後には見慣れてきて、自分の内面にある明るさや
美意識を引き出してくれているのでは、とも考えられ、
また自分ってこんなつるっとして、シュッとした顔になるときあるかもしれない、と
そのシールを見ている瞬間のみ錯覚できることで、
別の自分というかポジティブな現実逃避ができるのではと考えられました。

そんな感想はさておき
このたび、社内で開催されたブログアワードにて、賞をいただきましたので、
調子に乗って、ブログを書くためのブログを書こうと思いました。

※ ブログアワードとは、執筆者のみなさまへの感謝の気持ちをこめつつ、
ブログのさらなる発展をめざして、
1年間で投稿された記事の中から優れた記事を表彰するものです。

社内資料より

あくまでも、わたしなりのブログの書き方ですが、
この記事のどこかの文章が、あなたのブログモチベーションをあげますように。

結論として私は、このようなことを考えながらブログを書いています。

  • まず「なにか面白そうな処理、普段と変わってしたことや勉強」を思い出します
  • それに沿って、思いついたことをメモとして、ここに書いていきます
  • 誤字脱字をざっくり直しつつ、さらに思いついたことをメモしていきます

上の3つで、ある程度の文章量になったら、
自分が伝えたいこと(メモをあえて伝えたいこととします。
いいんです、自分のメモを公開するのならそれは伝えたいことに
勝手に変わってゆくのです)のできあがりです。


伝えたいことができたら、読みやすくする方法ですが
「こうすると読んでいる人に伝わるかな」と思いながら、以下を行います。

  • まず挨拶をする(近況があると良いかもしれません、
    自分を少しだけ知ってもらうと、読んでくれる人への社交辞令にも繋がります)
  • 伝えたいことの概要を抽出
    (読んでくれる人がここで読み続けようかどうかの判断できる)し、挨拶のあとに書く
  • そもそもなぜ、これをしたのか
    (読んでくれる人の理解を深めてもらうため)を概要の下に書く
  • 伝えたいことの中のハイライト(結果)をそもそもの下に書く
  • 伝えたいことを見渡して、伝えたいことの感想
    (読んでくれる人の共感を誘ったり、違った感想をもってもらって
    新たな発見を促すため)を結果の下に書く

これでなんとなく「読みやすいブログ」になる気がしませんか?
タイトルの結論としてはこれで以上になります。

ここから本題ですが、
上記の伝わるように書こうとする、という考えを念頭に置いた上で
そもそもですが、ブログネタ(上で書いた「なにか面白そうなこと、
普段と変わったこと」)ってどうやって見つければいいの?って思うことないですか?


その辺も含めて、以下にまとめてみました。
まずは目次から(このような流れで記事を進めていきます)

  1. プ ロではない自分がどうしたらブログを書きたくなるの?
  2. リ スクを負ってまでブログを書く意味があるの?
  3. ク ールなブログにするためには何から書くの?
  4. ラ スト:どうしてブログなの?


プ ロではない自分がどうしたらブログを書きたくなるの?


まず、自分はライターでもブロガーでもないというところで、文章を書くハードルを
あげないようにしています。ド素人でも文章を書くことが許される時代と思いながら書きます。

ブログを書きたくなるためには、連想をすることからはじめるといいかもしれません。
それと、生活や仕事のなかで、昨日と今日で違う(とても小さくてもいい)ことに対してなぜ?
と、思うのがいいのかもしれません。


例えば、最近、(昨日と比べて今日がより)目覚めが悪くなってきたかも、なんで?
→ なんか最近暑くなってきたから?
→ 暑くなってきたからということは、夏に近づいてきていて、日差しも朝から強い?
→ 日差しが強くなってきたし、早い時間から明るくなってきている?
→ 早い時間から部屋が明るくなってきたから、目が覚めやすくなってきている?
→ だから、変な時間に起きて、リズムがくずれたのかも

じゃあ、どうしたらぐっすり眠れる?
→ 遮光カーテンをしっかり閉める?
→ ブラインドとかもいいかも、ブラインドっていくらくらい?
→ そもそも光を遮断すればいいのなら、アイマスクをする?

というわけで今朝、アイマスクをしたら、ぐっすり眠れました。
それに加え、Bluetooth経由で音楽を流してくれるアイマスクを見つけたので注文しました!
今日の夕方には届くはずなのでワクワクしてます。

といったように、連想をメモするだけでも、ブログのネタになりませんか?
同じ境遇の人に、アイマスクをすすめるブログが書けそうじゃありませんか?
このアイマスクの話を、今、みなさんの業務のできごとに置き換えることはできませんか?

今の業務内容や、勉強の進み具合、昨日と違うことはありませんか?
その違いをメモして、連想して、その連想もメモしましょう。
もう、ブログは完成です。
ちょっとは書きたくなってきましたか?


リ スクを負ってまでブログを書く意味があるの?


リスクと言っても、こちらはド素人です。多くのリスクを考える前に
これだけ考えれば良いのではないでしょうか?


「良いものを紹介するときに悪いものを比較に出さない」

例えば、Aがとても素晴らしい、それにくらべて、いままでのBは…
という文章を書きそうになるのですが、しないようにしています。
ブログにするならAとBの良いところを書いた方が、文章が長くなりそうですし。
私の好感度も上がりそうですし。

なので、リスク?炎上リスク?と捉えるなら、
「良いものを紹介するときに悪いものを比較に出さない」方が良いと思います。
良い悪いを省いた比較なら良いですけどね。

あと、ハンズラボにはブログを書く際の基準を設けておりますので、
私は多分それに準拠しつつ、このブログを書いております。


ク ールなブログにするためには何から書くの?


基本的には冒頭で書いたことが全てなのですが、
ある程度のメモが一段落したら、下のような枠(目次とかタイトル)だけ作ってしまいましょう。


アンカーリンクなどの設定は各々のブログに沿ってください。
ワードプレスではブログ執筆ページ左に「高度な設定」→「HTMLアンカー」があります。
こちらにくわしく設定方法がありますので参考にしてみてくださいね。

ちなみにラボのHPはヘッダがスクロールしても固定されているので、
ヘッダと本文タイトルが被らないように、
アンカーリンク先の本文タイトル上部はスペースを設けています。
スペースを設けたことによって、段落ごとの区切りが見やすくなるという効果も生まれました。

書きたい(書いておいたほうがよい)ことは具体的にどんなものがあげられるのか。
冒頭でも書きましたが、もう少しキャッチーな言葉にしておさらいしますね。

  • プ ロローグとしての挨拶
    • 名字、最近あったこと、なぜこのブログを書くのか、など
  • リ アルな過程
    • やったことの概要、そもそもこれはなんなのか、もっと詳しく、など
  • ク ライマックス、そして結果へ
    • 自分の行った最終工程(画像でも、コード、など)
  • ラ ブソングのようなエピローグ
    • 自分のメモとして最初は書き始めるのですが、最後には読んでくれている人のことを考えつつ、加筆修正を行い、感想や挨拶で締めます
  • の ってきたら幾らでもメモを追加する気持ちで
  • おすし がなんだか無性に食べたくなってきました

ブログにするためには何から書くの? と思ったときは上記のことを思い出してみてください。
「プ・リ・ク・ラ・の・おすし」と、おぼえてください。


ラ スト:どうしてブログなの?


ブログは「Web(ウェブ)」と「log(ログ)」の造語「weblog(ウェブログ)」の略で、「Web上に残される記録」を意味する。

語源由来辞典より

上記の引用通り、ブログとはWeb上に置く、個人的なLogという認識があるので
あまり気負いせず書けるから、ブログは書きやすいと感じています。
読みやすいブログと題しましたが、まずは書くことから始めてみましょう!

Web上にLogを書くくらいの気持ちで書いてみてはいかがでしょう?
そして、そのメモを公開するという小さな達成感を味わうのも楽しいですよ。

また、このエンジニアブログにこの記事を書いたのは、エンジニアをはじめて、社内ブログを書く利点が多かったからです。

  1. Logや感想を自分の文章でアウトプットをすると考えの整理がつき、他の社員に説明しやすくなる
  2. ここにLogとして残すことで、あとで補足としてこの記事も見てみてくださいと言え、説明の時短になる可能性が大
  3. デザイナー視点にもなりますが、このブログ文章のわかりやすさ(強調するところ、補足するところ、句読点を付ける箇所)を模索すると、いつの間にか社内Wikiやあらゆる資料などに反映していく
  4. ブログを書くと社内での話のネタになり、雑談が捗り、社内で自分をより知ってもらえる
  5. 一般の方々の意見も貴重ですが、身近な社員の方々のより的確な感想やレビューをもらえるのも大きな魅力

あと、「プ・リ・ク・ラのおすし」という文章がでてきても、好意的に公開してくれる
ハンズラボでブログを書いてみたくなったら、エントリーフォームからエントリーして、
ハンズラボで一緒に仕事をしましょう!

エントリーフォームの「その他特記事項」に「プ・リ・ク・ラ・の・おすし」と、
書いていただければ、私が反応するかもしれませんが、一応、書かないでおいてください。

ここまで読んでいただいてありがとうございました!
最後に、より会社的、技術的なブログは過去記事(とくにここ!とか、ここ!)に
たくさんありますので、どうかそちらを読んでくださいませ!

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