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キッチンハッカソン2017を開催しました〜Kitchen×TechなHackに挑戦〜

キッチンハッカソン2017を開催しました〜Kitchen×TechなHackに挑戦〜

こんにちは、ハンズラボの青木です。
12月9日、10日にオイシックスドット大地株式会社さんと「キッチンハッカソン2017」を開催しました!
「Kitchen」(キッチン)と「Tech」(技術)をテーマに、オイシックスドット大地さんのオフィスをお借りして、2日間かけて行いました。

本ハッカソン開催のきっかけ

企業がハッカソンを開催する場合、マーケやPR担当、プロダクト担当や人事などが企画するイメージもあるかと思いますが、今回は両社のエンジニアが企画・運営を行い、陣頭指揮をとりました。オイシックスドット大地の篠原さんと、ハンズラボの百木田が別のハッカソン(養老乃瀧ハッカソン)で出会い、この企画が実現することになったのです!12月9日、10日開催!キッチンハッカソン2017の見どころを紹介!/ ハンズラボエンジニアブログ / 百木田雄亮

テーマは「Kitchen」(キッチン)と「Tech」(技術)

オイシックスさんといえばやはり「料理」「野菜」など食品そのものをイメージする方が多いのではないでしょうか。ハンズラボといえば食品よりの「モノ」のイメージが強いかと思います(東急ハンズにはキッチンツールが売ってますし!)。話し合いの結果、今回のテーマは「キッチン」になりました。「毎日の食生活を豊かにするHack」に取り組んでいただきます。
技術側のテーマは特に絞らず、自由としました。好きな技術を使ってOKです。

ハッカソン当日のプログラム

オイシックスドット大地さんのオフィスをお借りしていることもあり、今回はお泊まりはなし!です。朝から夜まで1日中取り組んでいただきます。発表は2日目の17時から。
1日目
9:30〜 開場、運営からの挨拶、会場説明、概要アナウンス
10:30 アイスブレイク
11:00 アイディアソン開始
13:00 ランチ休憩
14:00 チームビルディング
15:00 ハッカソン開始
19:00 1日目ハッカソン終了・懇親会
21:00 1日目終了
2日目
8:00 開場
10:00 2日目概要アナウンス
17:00 ハッカソン終了・プレゼンタイム・表彰
19:00 懇親会
21:00 懇親会終了
22:00 完全撤収
プログラムのポイントはアイディアソン→チームビルディングという流れ。アイディアに賛同・共感する方たち同士での取り組めば、いいものが生まれるはずです!司会は、企画を担当した篠原さんと百木田が自ら行いました。ここもエンジニア主体です。ハッカソンのキモはファシリテーション。自身のハッカソン出場経験を活かしながら、会を進めていきます。

参加されたのはどんな方たち?

今回、「エンジニア」「ディレクター」「デザイナー」「学生」の4つの募集枠を設けて募集を行いました。キャリーケースを持って遠方からお見えになった方や、ディスプレイや各種IT機材を持ち込んでくださった方も。なんと、超音波カッターをお持ちの方まで・・・!運営も驚きおののきました。脱帽でございます。

キッチンを制するのは?当日の様子

こちらがオイシックスドット大地さんの素敵なスペース。20名以上の方が参加してくださいました!ん?左に卓球台が・・・

キッチン併設なので、実際に見て触ることができます。具体的なプロダクトもイメージしやすいですね。オイシックスさん、さすがの設備です!

弊社からは東急ハンズで販売しているキッチンツールをいくつか用意いたしました。アイディアの助けになりますように!

アイディアソンの進め方

実は、アイディアソンを始めるにあたって参加者同士の空気感や距離感はとても大切です。自己開示をしてもらい交流につなげるべく、当日はアイスブレイクタイムを用意。また、事前に「自分の家のキッチンの写真」を用意してきてもらい、お互いに見せ合うというコーナーもありました。
アイスブレイクの後は、それぞれアイディア出しをしてもらいます。書き出してもらったら、次は席をまわって他の人のアイディアを見てもらい、「これだ!」と思ったものにシールを貼っていっていただきます。シールがたくさんついたものはモテアイディア。これがチームビルディングへと繋がっていきます。
モテアイディアを考えた方には、ショートプレゼンをしてもらい、アイディアの内容を説明する時間を設け、参加者はそれを見てどのアイディアを選ぶか決めます。同じアイディアのところに集まった仲間が、ハッカソンのチームとなります。

スタッフの自作も!おいしいごはん

2日間、朝から夜までフルで行うみなさんをサポートする「ごはん」。どんなものが振舞われたのでしょうか!?

Day1 お昼ご飯

Sandwich&Co.」のカラフルなサンドイッチ。ああ、インスタ映え・・・もちろん味も美味しくて、ボリューミーなんです。

Day1 Day2 懇親会

夜はどちらもスタッフの手作り!オイシックスドット大地のみなさんに教えていただきながら、ハンズラボメンバーもお手伝いさせてもらいました!広いキッチンって、いいですね・・・なんだか合宿のようでした。

みなさんがハックしているのを眺めつつ、お料理に勤しみました。

2日目はこんな感じで、お野菜多めです(卓球台の上なのは許してください)。びっくりしたのが右にあるトマト!お野菜の味が濃いのです。育て方や旬を大切にするとこんなにお野菜って美味しいのですね・・・。
キッチンの風景。食洗機や豊富なスパイス類、夢が詰まっておりました・・・。

ハック〜審査〜表彰

作業が進むにつれ、もくもく作業を進めるチーム、秋葉原や東急ハンズへ買い出しに行くチーム(ありがとうございます!)など、それぞれ動きが出てきます。
審査員は、Oisix.daichi執行役員の奥谷孝司氏、ハッカソンの審査員をこれまで多く務めておられ、IoTLTのオーガナイザーでもあるdotstudio CEO 菅原のびすけ氏東急ハンズ執行役員・弊社CEOの長谷川秀樹、この3名のみなさんに担当していただきました。
4チームの発表が行われました。
「TEAM RACCOON」は、洗い物がたまる一定量と怒られちゃう仕組みを開発。音声サービスはやっぱりキッチンと相性がいいですよね。
「CookForward」チームは、食品の廃棄率の高さや、メニュー不足などの課題に着目し、それらを解消するアプリを開発。冷蔵庫の中身、ついつい忘れちゃったり、腐らせちゃったりしますよね・・・(しますよね?)

「調味君」チームは、調味料の使いすぎを防ぐサービスを構築。質量センサーって優秀なんですね、なめてましたよ・・・。見事優秀賞を受賞。おめでとうございます!

みんなで実際にデモを見ました。まるで全員が審査員!?

「ioisix」チームは、レシピ動画の再生をジェスチャーでコントロールできるサービスを開発。このチームはとにかくサービスの作り込みがとても速かったです。最優秀賞を受賞。おめでとうございます!
最優秀賞、優秀賞のチームには、オイシックスドット大地さんから「お野菜の詰め合わせ」を、ハンズラボからは「東急ハンズ商品券」を贈呈しました!
優秀賞:調味君

最優秀賞:ioisix

審査員のみなさまからの総評。「もっと尖ったアイディアも見たい」「大手企業や経営陣もみなさんの力を必要としている」と愛と喝を入れていただきました!

懇親会では、チームや運営、審査員の壁なんて何も感じないアットホームな雰囲気!終始和やかなムードがあったのは、参加者のみなさんが和気藹々と取り組んでくださったことと、手作りのお食事のパワーが大きかったのではと思います。こうして交流しているみなさんを見ていると、あれ、目に水が・・・。
キッチンハッカソン、2日間お疲れ様でした!また今後も何か取り組みをやっていきたいなと思っていますので、乞うご期待!です!参加者のみなさま、審査員のみなさま、運営やお食事づくりのスタッフのみなさま、ありがとうございました!

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