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米国EC・小売HOT NEWS【13】Amazon Dash Wand体験レポート

米国EC・小売HOT NEWS【13】Amazon Dash Wand体験レポート

こんにちは、NYから米国の小売・Eコマース情報をご紹介しているライターの公文紫都です。
今日はAlexaを搭載した最新のAmazon Dashデバイス、「Amazon Dash Wand」の体験レポートをお届けします!

Alexaを搭載

Amazon Dashはデバイスに向かって商品名を伝えるか、バーコードをスキャンすると、その商品を自動でAmazonのカートに入れてくれるというもの(※Amazon Dash Buttonは専用ボタンを押して商品を注文するデバイスです)。今回登場した最新のAmazon Dash Wandは、Alexaが搭載されているのでよりできることが広がりました。
たとえば天気を聞いてみたり、自宅にあるスマートホームデバイスと連携させて電気やエアコンのオン・オフなどを声で操作したり。ただ、音楽を流す、タイマーをセットする、カレンダーを連携させるといった一部の機能は使用できないようです。
同製品の価格は20ドルですが、プロモーションフィーとして買い物時に20ドルの割引が適用されるので、実質無料で手に入ります。
私は一つ前のAmazon Dashを使ったことがないのでサイズの比較はできませんが、THE VERGEの記事によると、わずかに小さく&シンプルになったとのこと。

自分の声を再生できる

まずは開封するところから始めてみましょう。
外箱▼

開けたところ▼

Alexaにこれを言ってみてね、の例が書かれた紙▼

本体に電池を入れます▼

電池、めっちゃ日本語の衝撃……!▼

興奮しながら反対側もみたら英語もありました▼

セッティング方法は、こちらのページの下部にある動画をご覧ください(英語です)
https://www.amazon.com/dp/B015YEXOR2
セッティングが終わったら早速注文です!
動画を撮ってみましたので、まずはこちらをご覧ください。気合い入れすぎて声が大きめですが……口頭でイチゴを、バーコード読み取りで綿棒を注文してみました。

しっかりカートに入りました! 試しに超日本語発音で、「ストロベリー」と言ってみたらまったく違う商品がカートに入っていました。英語の勉強にもなります。
別のときに使ってみた写真がこちらです。
牛乳のバーコードをスキャン▼

口頭でリンゴを頼んでみました。自分の声を再生できるのが面白いですね▼

いろいろと口頭でネギやら卵やらを頼んでみましたが、ちゃんとカートに入ってくれました。

同デバイスはAmazon Freshと連携しているので、基本は、Amazon Freshのカートに入ります。複数の選択肢がある場合には下記のようにオプションが表示されます。

Freshで取扱のない商品は、Amazon.comでの注文となるようです。Freshのカートに何個、Amazonのカートに何個、それぞれ商品が入っているかが表示されます▼

注文を終えたら内容に間違いがないか確認しておしまい!▼
なお、買い物はAmazon Fresh会員であればすぐにできますが、非会員の場合はまず会員登録しなくてはいけません。私はAmazon Fresh会員ではありませんが、新規会員向けの無料キャンペーン中(※通常は月額14.99ドル)だったので、申し込んでみました。これでFreshの商品も購入できます。

フックで冷蔵庫にかけておいて手軽に使用

Freshの荷物がやってきました。

この時配達員さんは他にも3組分のFreshバッグを持っていたので、同じアパートのなかだけ(しかも同じ日の配達を選んだ人!)でもかなりのAmazon Freshユーザーがいることが伺えます。
本体はマグネットになっているので、このように冷蔵庫につけておいたり、

または付属のフックにかけて置いておくことも出来ます。
日頃Amazon Echoを使っている身としては、どういう風に使い分けしていくのか悩ましいところではありますが、私はどちらかと言うと声で商品を注文するよりバーコードでスキャンしていく方が使用頻度が多そうだなと感じているところです。
食料品といえば、近いうちにWhole Foodsの商品もAmazon Dash Wandで頼めるようになるのでしょうか! Whole Foodsはいつもレジが大行列しているので今は避けがちですが、商品の魅力は感じているので、Amazonで注文できるようになったらものすごく使ってしまいそうです。

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