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作者別: 青木由佳

【連載!中国の小売・サービス事情vol.10】1年で日本の百貨店の総面積が開発される上海


「連載!中国の小売・サービス事情」は、上海在住で日系百貨店に勤める洞本宗和さんの個人ブログ 「ONE HUNDREDTH」の転載になります。本連載は、洞本さんより、日本の小売業界の向上の一助になれば、と転載許可をいただき掲載しております。

何かとTech方面では注目を集める中国の小売業界だが、従来からの実店舗型小売(※ここではショッピングセンターや百貨店等を指している)の動きも活発だ。

上海に来てから1年半が経過したが、その間にも様々な商業施設が開業した。2017年5月には郊外の七莘路に「VivoCity」が12万平米で、2017年9月には紫藤路に「万象城」が超巨大な24万平米でオープン。開発は郊外だけなく、中心部の住宅地である中山公園にも「Raffles」が開業。商業地区の既存施設でも全面改装等が相次いでいる。

日本の小売関係者なら、上海に来て見に行くべきは盒馬鮮生や無人コンビニだけではない。圧倒的な規模・スピードで開発が進む実店舗型小売も是非チェックいただきたい。

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【Postfor】画像検索機能を強化しました


ハンズラボが提供する画像コミュニケーションサービス 「Postfor」 のリリース情報をお知らせします。

Postfor」では、Postforに投稿されている画像を検索して、閲覧したい画像を探すことができます。本日、この検索機能を強化いたしました。

検索機能

検索ボックスから、フリーワードや各種項目指定による詳細検索を行うことができます。今回のアップデートでは「複数店舗の選択」ができるようになりました。

PC版画面の例

上記のように期間の指定や(ここでは2018/4/1〜2018/4/30)、イベント、店舗などの指定をして検索をすることができます。

フリーワード検索では「インテリア 新宿店」といったように部門と店舗からの検索や、「#春新生活」といったキャンペーン施策等特定のタグで検索が可能です。

検索条件の保存

また、検索条件が入力された状態で「検索条件を保存」をクリックすると、検索条件を保存することができるようになりました。保存した検索条件は、PC、スマートフォン、タブレットどの端末からでも、検索ウィンドウを開くと表示されるようになります。なお保存はユーザー毎となります。

スマートフォン版画面の例

画像コミュニケーションサービス 「Postfor

 


【Postfor】画像ダウンロード機能をリリースしました!


ハンズラボが提供する画像コミュニケーションサービス 「Postfor」 のリリース情報をお知らせします。

投稿画像ダウンロード機能をリリースいたしました。

Postforにアップロードされた画像を、端末にダウンロードすることが可能です。

画像(投稿とコメント)だけでなく、アップロード情報(例:アルバムやコメント内容がダウンロードできます。

詳細はPostfor操作マニュアル(ユーザー向け、管理者向け)「12.投稿画像ダウンロード」をご参照ください。

 

画像コミュニケーションサービス 「Postfor


プログラム思考でアイディアを昇華させる〜ソニックガーデン CEO 倉貫義人さん〜


「納品のない受託開発」を掲げる、ソニックガーデンCEOの倉貫義人さん。2009年大手SIerの社内ベンチャーとしてSonicGardenを立ち上げ、2011年に株式会社ソニックガーデンとして独立されました。2019年1月発売の新刊『管理ゼロで成果はあがる~「見直す・なくす・やめる」で組織を変えよう』(技術評論社)でも語られている、管理をなくす組織・経営について日々取り組まれていることを倉貫さんに詳しく伺いました。

就活も経営も、プログラム思考を活かす生き方

–倉貫さんがプログラマを目指されたきっかけを教えてください。

倉貫:プログラミングはずっと好きでしたが、大学時代にベンチャー企業でアルバイトを始めて、「プログラムを書くことが仕事がになるんだ!」と衝撃を受けました。就職活動では、すでにアルバイトでベンチャー企業は経験したので、大企業に入ろうと考え入社しました。就職氷河期世代(1999年入社)なので、新卒カードをどこで使うか?ということを考えて大企業を経験しておこうと思ったのです。

–かなり計画的ですね!綿密に考えていらっしゃる印象を受けます。

倉貫:「ストレングス・ファインダー」(アメリカのギャラップ社が開発した、人の「強みの元=才能」を見つけ出すツール)をやってみたら、「戦略性」が3位の数値だったんです。
プログラミング経験からか、何事もプログラムを作る発想で考えがちなんですよね。
直感で書いてもプログラムは動かないので、1行ずつ順番に考えていく必要があります。会社の経営もそうで、アイディアは直感で出るけれど、筋が通るかどうかを頭の中でしっかり考えています。筋道を立てることはとても重要で、経営にも活かされています。

–生まれたアイディアをプログラム思考で実現していくんですね。

倉貫:私たちの会社は現在リモートワークが中心ですが、「オフィスをなくす」というのを思いついたのも、直感で面白そうと思ったからです。ただ、無くそうと思ってなくすのではなく、例えば次のようなことを考えます。例えば、

・いきなりオフィスをなくして、筋が通るだろうか?
・タイミングはどうか?(実際にオフィスを引き払ったのは契約更新の時期)
・オフィスをなくした後失敗しないようにバーチャルオフィスを作ってはどうか?

といったことです。
僕が思いつくアイディアには、副社長藤原(代表取締役副社長 COO 藤原士朗さん)がチェックを入れてくれます。プログラミングで言うコンパイルチェックですね。筋の通らないアイディアの実行にはコンパイルエラーが出るんです、経営も同じです(笑)。

生まれたアイディアに筋が通るように、藤原と一緒に考えます。「筋が通っていないのでこのアイディアは実施しない」ということもありました。思いつきがないとやろうとそもそも思わないので、アイディアを出すことは大切です。

–アイディアを出すにあたって工夫されていることはありますか。

倉貫:アイディアというのは、空いた時間ができて浮かぶものだと思っています。いわゆる余白ですね。散歩とか、ぼーっとするとか。僕の場合は喋っていると出てくることもあるし、旅行をしたり、本を読んだりしていて浮かぶこともあります。決まった仕事の間は新しいことを考える隙間がないんですよね。

自由に時間が使えることがアイディアの源泉となるので、僕は2週間先の予定はできるだけ入れないようにしています。講演依頼などなかなかそうもできないこともありますが・・・。

私たちの会社では「社長と副社長の役割分担」を決めていて、重要だけど緊急じゃない = 社長、重要で緊急 = 副社長、という形で割り振っています。数字も副社長が見てくれていて、彼は「倉貫さんを暇にすることが仕事!」と言います。僕は本当に暇にさせられるので、よくわからないプレッシャーがかかるんです(笑)。その時間を使って、新しい事業を考えたり、新しいアイディアを出したりしています。

情報をオープンにして、心理的安全性を高めるメソッド

–経営陣もとても密なコミュニケーションが取れているんですね。リモートワークの導入については、コミュニケーションが課題の一つとなっていることも多いと思います。

倉貫:リモートワークはコミュニケーションを取るのが難しいと言われがちですが、大切なのは心理学でいう「心理的安全性」です。心理的安全性が高ければ離れていても大丈夫なのでは?と仮定して考えました。

もともと私たちは、オフィスが大好きだったんです。どこでもドアがあったら今もいつでも出社しているようなメンバーで、集まって仕事することが楽しい人たちでした。これは心理的安全性が高い状態です。

自由が丘にあるワークプレイス。ソニックガーデンのメンバーはリモートワークのほか、これらのワークプレイスで仕事をすることもできる。

職場がギスギスしているのか明るくにこやかなのか、働く人の機嫌がいいのか不機嫌なのか。これらの要素が心理的安全性を決定します。リモートワークで離れている状況で心理的安全性が低いのはとても辛いですね。でも心理的安全性が高ければ大丈夫。たとえ同じオフィスで一緒に働いていても、心理的安全性が低ければ生産性は落ちると思うんです。なので、まず心理的安全を確保することが大切です。リアルオフィスでもリモートワークでも、やることは同じなのです。

–なるほど・・。心理的安全性を高めるためにどのようなことを実践されたのでしょうか。

倉貫:情報をオープンにすることです。渋谷のオフィスにいた時も会議室を作らず、経営会議もメンバーのいる前で実施していました。経営のシビアな話もです。密室でやってしまうと見えなくなって、見えないことには人の脳みそというのは悪い想像をしてしまいます。リスク対策を取ろうとして、わからないことに対しては不安を感じるのが人間です。「わからない」という状況は不安を増大させます。なので、わかるようにしておくことは大前提です。

また、みんなの見えるところで取るコミュニケーションとして、私たちの会社では日報や分報ではなく、日記に日々のことを書いていっています。投稿に対していいね!ではなく「へー」が押せるようになっていて、何回でも押せるので100へーが付くものもあります。社長の日記も並列で載せていますが、オーストラリアにいる社員の海外日記に「へー」の数で負けました(笑)。放っておくと雑談がなくなってしまうので、社内のチャットも全部一列で見られるようにしていて、いつも誰かが会話しています。突っ込みたければ会話に参加してもいいですし、誰にも通知が行かないので書きこみづらいということもないのです。

–たくさんの工夫がなされているんですね。リモートワークを取り入れた企業もありますが、やめた企業もあります。導入を失敗してしまうのはどのようなところに課題があるのでしょうか。

倉貫:もっと考えてから!準備せずにいきなりリモートワークやってもそりゃダメでしょ!と思いますね(笑)。
わいわいコミュニケーションできている状態が理想で、心が離れている状況ではダメなんです。信頼関係を築くことがまず先です。あとは、リモートワークを実践するまでには準備段階があります。例えば私たちの場合には100%ペーパーレスにしてからリモートワークにしました。いきなりリモートにされても、「あの書類がないと仕事ができません・・」では困りますよね。

管理ゼロで成果はあがる」でも解説していますが、いくつかのステップかを踏む必要があります。例えば、クラウドツールを使ったり、BYODを導入したり、フリーアドレスを試してみる、などです。結果だけ見てピョンと飛び乗るのでは失敗してしまうんですね。まさにコンパイルエラーです。階段みたいに順に登っていく。アイディアファーストでも、しっかり筋道を立てて、失敗したらやり直す。3段まで登ってもし違っていたらまた別の階段を登ればいいんです。

少しずつ進めていく手法として、私たちの会社では「ふりかえり」というものを実施しています。仕事の反省会というよりも前向きなものです。「今やっている仕事をもうちょっとよくできないだろうか?」取材でも「もっといい言い回しできたかな?」といった改善ができるのです。木こりのジレンマといって、木こりの例によくたとえているのですが、刃こぼれした斧で木を切っていても効率は悪いですよね。斧を研ぐ時間はまさに「ふりかえり」です。

初心者のうちは、まずは振り返りの時間を予定すること。意識の問題では人は変われません。時間を作ってしまえば、そこで振り返らざるを得ません。仕組みで解決すれば良いのです。

私たちの会社では、お客様との打ち合わせの後にすぐ打ち合わせをする「あとうち」や、お客様の打ち合わせの前にする「まえうち」の他、ペアオペレーションでのリリースが終わった後も振り返りをする時間を取っています。小刻みにやっている最中で改善をしていくので効率的です。

管理職にならなくてもいい、クリエイティブに仕事をする

–ここまでたくさんの取り組みを紹介していただきました。ぜひ、悩める管理職やリーダーをしているエンジニアにアドバイスをお願いします。

倉貫:リーダーというのは、任命されてなるものではないと思うんです。何かをやりましょうと言った人はすべからくリーダーだし、必要なら周りを巻き込んで行くでしょう。リーダーかどうかというのは役職ではないので、型にはまろうとすると失敗します。リーダーになりたくない人はリーダーを助けてあげたらいい。

「管理職」に置き換えたほうがわかりやすいかもしれません。管理職かプレーヤーか、これからの時代はプレーヤーの方が価値があるでしょう。成果を出せるようにすることがマネジメントで、人を使って成果を出せるようにするのがマネージャーだと思っています。そして自分で自分をマネジメントすることがセルフマネジメントです。管理はないけどマネジメントはある。それこそが「管理ゼロ」の組織なのです。

技術的に制限などがあって決まったものしか作れなかった時代では、管理することというのは必要でした。しかし、これからは大量生産ではなく、一人一人のやることが違う時代です。管理よりもクリエイティブに仕事するプレーヤーこそ、会社や組織に貢献することができます。だから、 必ずしも管理職にならなくてもいいんじゃない?と思うんです。

ただし、言われたプログラム開発だけやりたい、人とコミュニケーションしたくない、ではこの先生き残れません。何事も相手あってのことです。そして、自分の仕事の価値を高めるには中間に人を挟まない方がいい。自分はこの範囲しか仕事しませんよ、ではなく営業やマネージャーがやっていることも自分でやって、間に入る人をなるべく減らすことで、自分の価値は高まります。お客様にITを使って本当に欲しいものを提供するのが、いいエンジニアであり、いいプログラマだと思います。

一人ができることが増えてきたというのは、エンジニアの世界が一番顕著です。
15年前と今とではまるで違います。クラウドがあり、オープンソースがあり、エンジニアの価値は高くなりました。設計も運用も、昔だと一人で自由にできなかったことが技術の進歩のおかげでできてきているのです。これは他の業界でも起こっていることですが、エンジニアの世界、特にソフトウェアの世界が一番顕著だなと思います。

下駄が上がって生産性が上がり、一人でできる量が増える。そんな世界ができているので、自分の価値をどんどん高めていって欲しいですね。

倉貫さんの新刊が発売中です!

『管理ゼロで成果はあがる~「見直す・なくす・やめる」で組織を変えよう』
倉貫義人 著
技術評論社 2019年1月24日発売

株式会社ソニックガーデン


コワーキングスペースで若者誘致も〜11市町村が取り組むローカルベンチャー〜


2016年秋に地方での起業・新規事業(ローカルベンチャー)」を創出するプラットフォームとして、「ローカルベンチャー推進協議会」が誕生し、全国11市町村が参画している。このローカルベンチャーの最新事例が紹介される「ローカルベンチャーサミット2018」の記者会見が2018年11月2日に東京・神田で開かれた。そこで発表された各自治体の取り組みや民間パートナーとの連携、起業型の地域おこしの具体例を紹介する。ITとの関わりの度合いについては様々であったが、ここからまた生まれ出るものがあると確信し、本ブログにレポートを掲載することとした。

ローカルベンチャー推進事業とは

ローカルベンチャー推進事業は、各自治体の独自の戦略に基づく施策と、ローカルベンチャー(LV)の推進に必要な経営資源を作る協働・連携事業の2つの要素から成るものである。この取り組みにより、地域に新たな経済を生み出すローカルベンチャーを創出することを目指す。KPIはローカルベンチャーによる売上額となっている。

2016年度から数えると、ローカルベンチャーによる売り上げは順調に推移しており、2017年度においての売上計画には未達であったものの、新規事業の創出数は計画を大きく上回るなど、成果も見えてきた。

本記者会見の冒頭挨拶にて、代表幹事を務める岡山県西粟倉村の青木秀樹村長は「(これらの取り組みが)大きな試金石になるかもしれない」と語り、「ぜひ事例を見て欲しい、熱くなっている地方の力を感じて欲しい」と力を込めて訴えた。

ローカルベンチャー推進協議会に参加しているのは、以下の11自治体である。

岡山県西粟倉村(代表幹事)
岩手県釜石市(副代表幹事)

北海道下川町
北海道厚真町
宮城県気仙沼市
宮城県石巻市
石川県七尾市
島根県雲南市
徳島県上勝町
熊本県南小国町
宮崎県日南市

(以上、会員)

では実際に、各自治体ではどのようにローカルベンチャーに取り組んでいるのだろうか。各市町村の事例から見えてきたのは、決して単独で動くのではなく、「巻き込む力」であった。11市町村全ての事例を、ここに掲載していく。

山を活かし、林業の再生へ 西粟倉村

岡山県西粟倉村の青木秀樹村長は、村を支える事業である「林業」について触れた。林業の再生は難しいことであること、だからこそ「もう一度、林業を始めよう」というメッセージを掲げた。林業関連の起業や、移住が増えたことなどが成果として出てきている。山々と森林の風景が美しい西粟倉村HP ( http://www.vill.nishiawakura.okayama.jp/ )

西粟倉村の取り組みのゴールは、「上質な田舎」。若い人々のチャレンジを後押しし、持続可能な田舎を作っていく。

林業に挑戦する若者たちの転入や誘致が増えたことで、村の子どもの人数も回復し、Iターンの子どもは全体の20%にも上る(2018年時点で幼稚園、小学校、中学校の子どもは154名)。若い人に林業を託すことで、新しいビジネスも生まれた。「この仕組みは日本中で必要だ」と先を見据える青木村長の挑戦は続く。

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